株式会社GENDAでEMをしています、あでぃといいます。この記事は、GENDA Advent Calendar 2025 シリーズ3の2日目の記事です。続きをみる

「前倒し」と「先延ばし」の心理学 - 締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか。を読んで

「顔を合わせることで、組織としての一体感を生みだしたい」「若手の育成のために、隣に先輩がいた方がいい、リモートだと不安じゃない？」「リモートだと通勤時間がない分、集中して作業できるので生産性が高い」  「偶発的な雑談からこそ、イノベーションは生まれるから、顔を合わせて話せる機会があった方がいい」「地方在住の優秀なメンバーをリモートで採用できたからこそ、今のチームの成果がある。採用戦略や組織の多様性を狭めることにならないか？」EMとして様々なメンバーと話していると、こういった意見や議論を聞くことが多々あります。私もライフステージの都合上リモートワークが多いことを望んでいるのですが、しかしどの意見も視点を変えればかなり納得のいくものです。経営層やマネージャーが語るのは「理想の組織」という、少し抽象的で未来を見据えた悩み。一方で、現場のエンジニアが大切にするのは、日々の「働きやすさ」という、きわめて具体的な視点からの悩みです。まさしく「板挟み」の構図が浮かび上がってきます。続きをみる

信頼で築く組織、働き方、出社義務の風潮について考える

「メンバーに意見を求めても、『特にありません』『〇〇さんと同じです』という返事が続いたり、自分自身も『空気を読んで』同じような返事をしたくなったり…」 みたいな経験があります。最近、新しい環境やいくつかのチームを見させていただくことがあり、冷静に俯瞰して見られるからこそ、こんなことを考えていました。チームのアウトプットの質は、多様な視点からの”健全”な意見対立、つまり「建設的な議論」によって高まるはずです。頭ではそう分かっていても、現実には「空気を読む」文化が、私たちのチームから活発な議論を奪っているように感じることが多々あります。続きをみる

「空気を読む」ことと「声の大きさ」について、スクールカーストから考える

🟡 はじめにチームでミスが起きたとき、本来であれば「なぜこのミスが起きたのか」「どうすれば次に活かせるか」といった本質的な議論をすべきです。しかし現実には、「これは誰の担当だったの？」と個人を特定する話に逸れてしまうことも少なくありません。それによって貴重な学びの機会を逃してしまう…。という方向へ無意識に向いてしまうことってありますよね。そういったときに、チームの心理的安全性が大事だと、よく言います。続きをみる

「失敗を恐れず、問題を歓迎する文化」という言葉を誤解・曲解しないで捉えられる文化について考える。

🟡 はじめに現職で行っていた社内カンファレンスの開催や、エンジニア向け全社MTGでのLT（ライトニングトーク）の登壇後押しに携わる中で、心の中になんとなーく一つの課題がありました。それは、組織やプロジェクトを横断した知識共有の活性化、想像よりもコストが高い(特定の人ではなく全方位的に)という点です。個々のメンバーは優秀なのに、なぜか部門を超えた議論や情報発信が滞ってしまう。このなんとも言えない壁が何に起因しているのか、そしてどうすればこれが変わるのかを深く考えてみたく、今回は組織内の知識共有について論じている複数の情報に触れてみることにしました。比較的最近発表されたものを(AIとともに)読みました。続きをみる

「前倒し」と「先延ばし」の心理学 - 締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか。を読んで

信頼で築く組織、働き方、出社義務の風潮について考える

「空気を読む」ことと「声の大きさ」について、スクールカーストから考える

「失敗を恐れず、問題を歓迎する文化」という言葉を誤解・曲解しないで捉えられる文化について考える。

組織内の知識共有と心理的安全性、そしてエンゲージメントについて論文を読んで考えてみた